続けること

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”継続は力なり”という言葉は誰しも聞いたことがあるだろう。

 

 

 

 

私は好奇心旺盛かつ飽きっぽいという性格なためか、4年以上連続で何かを続けることは非常に稀である。

 

その兆候(?)は幼少期からあったようで、親は何かと習い事をやらせたがったが、

水泳もピアノも英会話も一瞬で辞めてしまった。

物心付いていた学生時代の活動も、セクションごとに落ち着いてしまいそれ以上続けることは無かった。

サッカーも3年間、バスケも3年間、陸上も3年間、ダンスも3年間。

アルバイトをするようになっても、たいていは半年で辞めてしまった。

 

考え巡らせ思い当たるのはニコニコ動画のランキングを見回る日課くらいだが、これはまぁ1日あたり短ければ5分・長くても1時間程度の習慣だ。

 

細々と続けていたオンラインゲームという趣味においても、同じタイトルを4年以上連続で(引退すること無く)プレイし続けることは無かった。

※引退や休憩期間の定義は人それぞれだが、間を空けて熱が戻り何度かプレイするゲームもいくつかあるが3ヶ月以上の空白期間を挟まず、かつそのまま3ヶ月以上続くゲームは今まで無かった。

 

 

そもそもゲームというのは長期的にプレイすること自体難しい。

ソロゲームにはコンテンツの終わり(エンディング)があり、近年はDLCなどで延命を図ることができるもののハード・ソフトにおいてサポートの限界がある。

オンラインゲームはそういう意味では半永久的に遊べるが、同じシステムで続くことは無く、大概プレイヤー側が脱落していき活気が無くなりサービスが終了する。

 

 

しかし、私にとって「League of Legends」というゲームは違った。

 

ゲーム自体の説明や魅力は割愛するが、なんとこのゲーム、この私が5年以上プレイし続けている。

引っ越し等の事情で自宅のインターネット回線が使えない時ですらネカフェに通ってプレイしている。5年以上も。

 

そもそも人生で何かをやり続けることが珍しく、記録に残るようなことをしてこなかったので、自分が一番驚いている。

決して天才的な才能があったわけでもなく、ごくごく普通のプレイヤースキルで楽しめている。何故だろう。

 

LoLはアメリカのゲームで、数年前に日本にサーバーができた際に一度データを移しているものの、APIを利用して外部から公式戦の記録などを引き継いで参照できるサービスがある。

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「シーズン」という単位はまさにプロスポーツのようだが、

シーズン1から今まで続けているプレイヤーも珍しくないくらい、このゲームには不思議な魅力がある。

(何故そんなにも人々に愛され続けているのかは、プレイしてみればきっと分かる。)

 

  

 

戦績を見返してみると、少しづつ、「上達している」ところを見つけることができる。

完全に自己満足なお話だが、”継続は力なり”なのかもしれないなと考えるのであった。

 

 

 

毎日顔を真っ赤にしてディスプレイを睨み続けていたかいもあったのだ。きっと。